OpenBoxの使い方

OpenBoxはリポジトリに含まれていますから、ソフトウェアセンターからインストールできます。インストール後にいったんログアウトし、ログイン時に「セッションの選択」でOpenBoxを選択します。すると、すぐに真っ黒な画面になります。驚いてはいけません。これでOpenBoxが起動しています。一瞬です。
何もないデスクトップ上の任意の位置にカーソルをもってきて右クリックするとメニューがあらわれます。ここからスタートします。ただし、右クリックから表示されるメニューは、デフォルトではごくわずかしかありません。右のスクリーンショットを見てください。真っ黒な画面で、右クリックしてたったこれだけのメニューしか出てこなかったら、何をどうしていいのかサッパリわかりませんよね。デフォルトでは、端末とブラウザしか起動できません。端末から各種のアプリケーションを起動できる熟練者ならこれでも十分でしょうけれど、多くの人はそうではありません。ブラウザ専用でマシンを使うつもりならこれでも何とかならないことはありませんが、それではあんまりです。

ここで挫折しないためには、あらかじめ/home/~/.config/openbox/menu.xmlにxml形式で必要なアプリケーションをメニューに仕込んでおくとよいでしょう。また、自動起動するプログラムは/home/~/.config/openbox/autostart.shに記入します。メニューの書き方はこちらにあります。その他の 設定ファイルの記入の形式は、こちらにあります。また、自動起動の設定スクリプトの書き方はこちらにあります。

右のスクリーンショットは、カスタマイズの済んだ私のデスクトップで右クリックした様子です。この程度アプリケーションが仕込んであれば、通常の使用に問題はありませんね。

さらに、デスクトップの壁紙は、nitrogenというプログラムで設定するのが便利です。これは、ソフトウェアセンターからインストールしたあと、端末にnitrogenと打ち込んで起動します。あとはGUIで壁紙が設定できます。

ひとつ忘れてならないのは、OpenBoxでは、デスクトップにファイルを置くことができないことです。つまり、デスクトップは単なる背景に過ぎません。ショートカットや作業中のファイルの置き場としてデスクトップを活用してきた人には物足りないでしょう。けれど、慣れればこれが使いやすく感じる人もきっといると思います。乱雑に散らかったデスクトップの整理に悩むよりは、もっと別の方法で目指すファイルやアプリケーションにアプローチするほうが合理的かもしれません。

OpenBoxは、シンプルなウィンドウマネージャです。デスクトップ環境としては、ファイルマネージャは必須です。そして、ここでGnomeのnautilusを使うと、せっかくの軽量環境が重苦しくなってきます。そこで、さらに軽量のファイルマネージャ(たとえばThunar)を使うようにすればいいでしょう。また、パネルやランチャーがあったほうが使いやすいと感じる人は、適当なものをインストールし、自動起動スクリプトに組み込んでおきます。

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